ラプにおいて

話が上手く書けない時の原因は9割がたスザクさんなんですが、今回はルルが困ったちゃんです。上手く喋ってくれないよ……。
プロットは切れているんですが、ルルが纏まり良く喋ってくれなくて困っています。なんでだろう。
明日一日格闘して、出来れば夜に上げたいなあ……どうだろう。


以下、秋になると無駄に哲学をしたくなるので、そんな日記。
読んでもちっとも面白くないので、お暇な方のみどうぞ＾＾笑


日月で箱根の温泉にお泊りしてきたんですが、その時にPOLA美術館に行ってきました。
すっごい良かったよー常設展が良い美術館って意外と無いからすごく嬉しかったです。
モネの朝のルーアン大聖堂が見れたのが一番の収穫だったんですけど、サルーテ運河が見られたのも嬉しかったです。ゴッホの亡くなる直前のアザミとか、黒田清輝の菊も印象的だったな。ドガが一個も展示されてなかったのが残念だったんですが…。


基本的に風景画が好きです。絵画や写真に、人を求めないです。自分で写真を撮るなら、記念以外では可能な限り人を映さないようにしたい人間です。
人物画で好きなのはゴッホくらい…。モネは割と問答無用で好きですが、人がいない方が良いです。
多分人間と云うモチーフに美しさを感じないんだろうな、私。
こういうことを友達に話したら、「人間が好きじゃないの？」と言われました。いや、そうじゃないんだけども、基本的に人間って美しくないとは思っていると思います。
だって、美しくないから人間で、美しくないからこそ価値があるんだと思うんですよね、人って。
美しくないのは、感情があるからなんだと思う。感情は流動的で、相対的で、定義づけることが出来ないものだから。完璧な存在にはなりえないから。
でも、人を人たらしめているのは感情。其処に感情が無ければ意味は無いと思う。感情という不安定な、美しくないものがあるから、人間って魅力的なんだと思う。


自然には情が無い。だからこそ完璧な美しさが其処にあり、描いた、映した人間の思い描く理想の美しさが其処に宿る気がします。
人物画には、描き手のエゴが如実に現れる気がするんだ…被写体が描いている人間の思うような存在では無く、其処に生まれるギャップが苦手です。
描き手の感性が自分にしっくり来ないと魅力的に感じないというか、そんな感じかな……。
二次創作になると全然話は違ってくるんですけど。
別に人間が嫌いなわけじゃないんだ。ほんとに。
寧ろ好きじゃなければ、今の学部なんて選んでいないと思うの。


私の中の理想の世界というのは、幼稚園の頃から毎日のように見ていたモネの世界なんですよね。モネが見て、描いた景色、風景が私の中で一番綺麗な世界。色使い、光の加減とか。
其れがすっかり刷り込まれていて、気づけば文章で書く時もそういった風景が頭の中に描かれている気がします。透明感のある世界観、透き通った風景。そんな中に生きたいし、物語の人物が幸せになるとしたらそんな世界かなあ、みたいなことを無自覚に意識しているようです。
透明な、光が満ちた世界に少しでも届いたらいいのにと思って文章を綴っているので、文章が透き通っていますね、と誉められると本当に嬉しくなります。少しは描けているかな、私。
いつも文章を絵画的なイメージから起こしていくんですけど、私の脳裏にある世界が少しでも確かに、伝わると良いなあって、思う今日この頃です。


まあ楽しんで頂けるのが一番嬉しいので、先ずエンターテイメントありきなんですけどね。


さあ、ラプ頑張るー！