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スザルルと陽海がすきです。
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ほぼ書きあがってた

女子ルルssが

ビルダ強制終了により

消えました!(爽笑)


……orz


保存かけてなかった自分が悪かったって知ってます……。
でもこんなときにこんな事態が起きなくたって良いじゃないか…orz


えっと、そんなわけでまともな更新はちょっと無理そうなのでお詫びにもならないようなものではありますが、上で言っているのとはまた別の、書きかけの女子ルルシリアスsssを上げておきます。
まだ続きがあるんですが此処で終わってもある意味綺麗かなぁとも思ってます。短いけど。
因みに一応女子ルル設定なんですが、女子っぽい描写は殆ど皆無ですので、女子ルル駄目な方でも大丈夫だと思います。
では、読んでやるぞ!と仰ってくれる方は続きからどうぞ!

愛情でも執着でも良い。
君が欲しい。君だけが欲しい。



Therst


隙間が無くなるほどに抱き締めて。
其の肩に此の顔を埋めて。
君の香りに溺れて。
それでも未だ此の躰の内側に満ち満ちている渇きは癒されない。
白い肢体を組み敷いて。
柔らかい口唇を貪って。
其の内側へと侵入して。
それでも未だ、足りない。

「どうしたら満たされるんだと思う?」

尋ねてみても返事は無い。当たり前だ。問うた相手は深い眠りに抱かれているのだから。
けれどもスザクは其れを確認した上で聞いているのだ。敢えて、今。
視界を照らしてくれるのは大きな窓を覆うカーテンの隙間から漏れ入ってくる僅かな月光だけ。けれどそんな曖昧な光は逆に直ぐ隣にある剥き出しの白い肩をより一層艶かしく輝かせ、収まっていた筈のスザクの煽情を掻きたてた。
肩の辺りにはスザクの口吻によって散らされた幾つもの花弁。洋服を着た際に見えない場所でさえあれば己の証を刻むことも吝かではないルルーシュに甘え、スザクは行為を重ねる度にそのしなやかな躰に所有印を捺した。
何度も、幾つも、無数に。
此の身体は自分のものであると、誰にともなく知らしめたいという自分でもよく分からない欲望のままに刻んでいった。

「こんなこと、君に出来るのは僕しかいないって分かってるのに。君がこんなものを付けることを許すのは僕しかいないって、分かってるのにね。」

呟きながら、もう一度。先に印した欲望の証に口唇を寄せて軽く吸い上げる。眠ったままでひくりと震えるその躰を気にすることも無く次第に力を強めて行けば、薄桃をしていた其れは濃い紅へと色を変えた。

「なのに、満たされない。こんなにキスしても、君を抱いても。」

吐いた言葉は虚しく空に散る。ルルーシュは目覚めない。

「どうしたら、満たされるんだと思う?」

接触を絶ったことで再び静かに寝息を立て始めた肢体を今度は抱き寄せてみる。自分より少しだけ低い温度が宿る。
愛しくて、大切にしたい、大好きな存在である筈なのに、時折途方も無い渇きが襲ってくる。
其の全てを捩じ伏せて、壊して、従わせたくなる。全てを貪って、自分の手中に収め、閉じ込めて、其の美しい紫玉の目を奪って。狭い世界の中で愛でていたくなる。
どうしようもない、渇望。
こんな碌でもない感情を本当は抱きたくなんてないと、ずっと思っている。癒して消してしまいたいと思っている。
だから必死に押し殺している。

「助けてよ、ルルーシュ。」

愛しすぎて、恋しすぎて、恐い。此の気持ちを、どうすれば癒せる?

「助けて……」

背中に腕を回し、強く抱き締めてみれば、強くなるのは甘いルルーシュという花が放つ香り。
内側に押し込めている両極端の気持ちを助長させる媚薬。
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プロフィール
HN:
フジサワコト。
HP:
性別:
女性
職業:
向こう2年間学生です。
趣味:
ゲーム、小説書き。まともなのだと絵画鑑賞。バレー・フィギュア観戦も好き。
自己紹介:
現在可哀想なくらいスザルルに愛。
久々の激しい萌に
眠れない夜を過ごしています。

Twitterのブログパーツをぺたり。アカウントはfujisawakoto79です。

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