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スザルルと陽海がすきです。
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なんかこれだけスザルルssを書き散らしておいて何ですが、本編でしっかり明かされてないからいまいちスザクの中身を把握しかねてます。
一つ分かってるのは物凄くどろどろした色んなものをない交ぜにした物体を物凄く綺麗に丁寧にデコレーションしたような人ってことくらいで。
難しいスザク。ルルは割とはっきりとしたコントラストを持ってる人間なので尚更描写に戸惑います…。
で、自分なりにまとめてみよう枢木像の会です。(何それ。)
なんかサイトでは結構甘いスザルルを書いているあたしですが、改めて書き起こしてみると想像以上にくろるぎになってしまったので一応隠しておきます。
大丈夫くろるぎ大好き!って方は続きからどうぞ。

何といいますか、あれだけらぶらぶっぽいものを書いておいてこんなこと言うのって非常にどうかなーとか思うんですが。
スザクのルルへの愛情っていうのはどうも嘘臭いなと思う。
ていうか、その愛情は本物なのかもしれないんだけども、そのベクトルが本当にルルに向かって行っているかが疑問、というか…うーん。


何ていうかスザルルって「付き合っちゃう?」ってどっちかが言い出すとかどっちかが激しく告白しちゃうとかそういう感じでなくて、その場のノリと勢いでヤっちゃった的な出来上がり方をすると思うんですが(少なくてもうちは実はそんな感じです)、そういう付き合い方の中でスザクがルルに求めてるものっていうのはルル本人というよりは「狂ってしまう前の自分を知っているルルーシュという存在」なんじゃないかなぁ、とか、そんなことを考えてます。


もっと端的に言っちゃうと、スザクはただ単に「ルルーシュが持ってる狂う前の己の記憶」が愛しいんじゃないかと。つまるところなんだ、ナルシストか。
だから物凄く昔のイメージを大切にする。ルルーシュの中での「枢木スザク」という人間を汚さないように動く。
ルルーシュの中での自分像が狂ってしまうことは、つまるところ自分が縋っている7年前の綺麗な自分も狂ってしまうということになるから絶対にそんなことにはならないように動いているんだと思うんですよね。

彼の中では7年前で一度自分は死んで、もう一人の自分がそこから生きだしてしまったとか、そんな感じになっているんじゃないだろうか。
(でもどっちのスザクもあんまり考え方は変わってなくて結構エゴの強い個人主義なんですけど)
内側にあったものは変わらないんだけども、ずっと封じられてたのがあの事件によって噴出しちゃった感じかなぁ。

で、深層意識の中では今は自分の根本がどす黒い何かで出来ているということもきちんと理解していて、だからこそ綺麗で純粋だった(というか自分の内側の汚い部分を全く知らずにいられた)7年以上前の自分を手放すことが出来ないとか、そんな感じ。その綺麗さで醜い己を覆い隠そうとしているような感じ。
その自分が綺麗であればあるほど今の自分の張りぼても綺麗になる、みたいなね。


(勿論空白の7年間の間にもスザクは張りぼてで己を隠してたわけですけど、ルルーシュと云う存在が身近に現れたことによってその張りぼてにしっかりとした芯が入ったとか、そういう風になっていて。だから傍から見た時に人が感じる「胡散臭さ」というのは確実にルルと再開してからの方が減ったんじゃないかと夢想してます。)


だから今のスザクってルルーシュが(勿論無意識にですけど)「俺が知ってるスザクならきっとこういう風に動いてくれるだろう」って思ったりするその感情の機微を敏感に感じ取って、その通りに振舞っているだけなんじゃないかと。
そうすることで過去の自分を昇華していっている。(で、時に昇華しすぎて違和感が生まれてルルが疑問に思ったりする。)

昨日より今日、今日より明日、より綺麗な嘘で自分を塗り固めていってる、そんなスザクにぞくぞくします。
ルルを好きって言ったり、抱き締めて嬉しくなったり、キスやセックスがしたいって思ったり、そういう気持ちが本当は全部ルルを愛するためじゃなくて過去の自分を確かめて愛でるための行為だとしたら…。
個人的には結構萌えるんですけど、


物凄い薄ら暗いスザルルの出来上がり、ですよ、ね。


いや勿論そんな自己愛だけじゃなくて、ルルへの友情っていうか愛情っていうかもっと純粋な彼に向けての執着っていうかそういうものもあると思いたい…いやある!みたいな考え方をしているんですけども!

ただそれが最初の段階では物凄く小さくてそれこそ一瞬で消せてしまいそうなほどの大きさしかなかったのが、ルルの真っ直ぐすぎるスザクへの思いで少しずつちょっとずつおっきくなって、気付いたら滅茶苦茶に歪んでる自己愛よりも上回ってたとか、そういうのが自分のスザルルの理想かなぁなんて。思ったりするわけです。

スザクの中で一番最初は単なる「外部記憶装置」的な役割しか与えられてなかったルルが、何時の間にか一人の人として、大事な人としてちゃんとスザクを支えてくれるようになるといい。それが理想。
だってルル本当にひたむきなんだもん。なんであの子あんなに真っ直ぐなんだろう。見てると悲しくなってくる。


(余談ですがルルの割と凄いなぁって思うところはスザクをあんまり理想化してないってところ。結構的確に(少なくても7年前は)枢木スザクという存在を捉えていたのではないかと思っています。だからこそスザクもそこに縋るというか。)


そのひたむきさがスザクの心の闇をちょっとずつ解かして行ってくれれば良いなとかそんなことを考えてます。そんなスザルルが書きたいです。
形に出来るといいなぁ…難しいなぁ…。


っていうかくろろぎすざく考察と云うよりはなんだかスザルル考察になってしまった。反省。
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プロフィール
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フジサワコト。
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性別:
女性
職業:
向こう2年間学生です。
趣味:
ゲーム、小説書き。まともなのだと絵画鑑賞。バレー・フィギュア観戦も好き。
自己紹介:
現在可哀想なくらいスザルルに愛。
久々の激しい萌に
眠れない夜を過ごしています。

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