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というわけで情緒も肉感もない雰囲気えろをうっかり書いてしまったので置きに参りました、殿下……!
えろっていってもそれっぽい描写は無いに等しいので年齢制限つけるまでもないと思うんですが一応ベッドインしてる気配なので15歳未満の方は見ないようにお願いします。ぺこ。
きたいしてはいけないよ……なんかもうぼやーっと書きたくなって連ねただけの言葉遊びなのです。楽しいよね。
本にするのはそこそこ長いお話なので、偶に詩みたく短いのが無性に書きたくなるんだなあ。
そういえば。
擬人化オンリー辺りで出したいなあとぼんやりしている幻水5ダブルパロ本の表紙を、だめもとで某さんにお願いしてみたら描いてくださるという素敵なお返事を頂きまして。
昨日ね……夜にラフが届いてたんだけどね……。
萌え死ぬかと、思った!!
くらい素敵なさんよーさんがいてぎゃあああ!!ってなりました……。
なんでか知らんのですが4時44分に出会い系からメールが来てうっかり起きちゃいまして。そしたらメールが来てて開いたらあなた、撃沈ですよ……私の動揺ぶりたるやとても面白いものになってました。変な声出た。
今度転載許可取ってみようかしら……。
まあそんなわけでsssです。
短い!とかえろくない!!とか、そういう苦情は勘弁してやってください。
何があっても許せる人向けです。当然のように陽海です。
後ろ手に鍵を閉めて。
密室に閉ざされて、向き合ってキスしたら、あとはすることなんて一つだった。
uncompleted
腰に回した手の平が、発せられる東海道の熱を全て吸収しようと貪欲に蠢く。骨を辿るように夢中で輪郭を描く。
何もかもが欲しかった。ただでさえ曖昧な二人の境界線をもっともっと、どろどろに溶かして、ぐちゃぐちゃにして、蕩けさせていっしょになってしまいたかった。
多分、普段からあるそんな欲求が、暴走を始める夜がある。例えば、今日みたいな馬鹿みたいに暑い昼を乗り越えて、漸く訪れた星が綺麗な夜。湿気の籠った紺のビロウドに滲む小さな数多の光が泣いているように瞬いて胸を掻き毟るような、そんな夜は無性に一つになりたかった。
音なんて無くて良い。余計なものは聞きたくない。我武者羅に合わせた口唇が離れて触れて濡れる響きや絡めた舌が粘る音、合間に零れる切ない呼気が胸を鷲掴んでくれるから、それ以外は何も望まなかった。
縺れるように倒れ込む。重力に従って落ちる。かつては壊してしまいそうだと怯えていた華奢な体躯は、しかし存外頑丈に出来ていると知ってから手管に容赦が無くなった。
内で暴れ狂う欲望に忠実に。欲しい、もっとと願う本能に従って掻き抱く腕を、笑んで受け入れてもらえることを知っている。結局自分たちはどうしようもなく不完全だから、求められれば嬉しくて仕方が無いのだ。それが己の片割れならこの上なく、どうしようもなく。
足りないから欲しくて、欲しいから求めて、求められることが嬉しくて、抱いて、重ねて、抱いて。
そうして漸く訪れる刹那の安堵感に身を委ねてやっと、走れる翌日を迎えられる。
そうでもしないと不安で、此処に居て良いのか分からなくなってしまうほど不完全な自分たちだから。そうやって、身を寄せ合うようにして日々を送ってきた。それを思えば、完全なものになれなくても、何かが欠けてたって良いように思えた。
すきだよ、すきだ。
何度も囁いて口吻けて、貪る。
夜に溶けて、躰を溶かして、一瞬だけ繋がれる時に沈む。
ふたりで、ひとつに。
久々の激しい萌に
眠れない夜を過ごしています。
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